職員室のレイアウトを変更しました!

 令和5年度から、T-baseの体制が変更になることに伴い、職員室内のレイアウトを変更しました。新体制のもと、新年度に向けて職員一丸となって遠隔授業の充実に努めます!

▲レイアウト変更前

▲職員で協力して作業

▲変更後はこうなります

春期講習を配信しました

 3月27日(月)~29日(水)の3日間に渡って、春期講習を受信校の生徒を対象に実施しました。今回の春期講習では、国語、数学、英語に加えて、情報の講習も開講しました。Ipela配信では、12校延べ122名、Meet配信では、12校延べ375名の受講生徒が、遠隔でつないで共に学びました。新しい学年に向けて、よいスタートがきれるといいですね。

▲春期講習(国語)の様子

全道の先生方を対象に、遠隔授業指導力研修会を実施しました

 3月9日(木)、10日(金)の2日間に渡り、全道の先生方を対象に、遠隔授業指導職向上研修会を実施しました。T-baseの職員が講師を務め、1日目、2日目を合わせて全道の述べ80名の先生が、実際にT-baseとそれぞれの学校をMeetでつないで行いました。9日(木)はGoogle MeetやClassroom、10日(金)はGoogle DocumentやJamboardを参加者が実際に操作して、1人1台端末を利用した授業力の向上を目指しました。ICTを活用した授業改善が求められている中、T-baseの取組が少しでも広がれば嬉しいです。

▲Jamboardの体験の様子

経産省の方々が来校しました

 3月6日(月)、経済産業省商務・サービスグループサービス政策課教育産業室長の五十棲浩二氏をはじめとした3名の方々に来校いただき、遠隔授業だけではなく、通信制教育のこれからの在り方等についてお話をいただきました。遠隔授業を集中化して行っている北海道の遠隔授業を今後も充実させていくため、様々な視点での御示唆をいただきました。全国に先駆けて、29校への配信という規模で遠隔授業を実施していることの責任感を改めて確認しました。

▲視察の様子(数学)

文部科学省の方々と情報交換しました

 文部科学省初等中等教育局参事官付参事官補佐の白川由梨氏と橋田育哉氏が来校しました。遠隔授業の実際を御覧になり、その後T-baseの職員と情報交換を行いました。北海道の遠隔授業における課題やこれまでの成果、また、今後の遠隔授業の在り方について、多くの御示唆をいただきました。T-baseが受けている指定事業をどのように進めていくのか引き続き検討していきます。

▲ビデオ会議システムによる授業の視察

クラーク記念国際高校視察来校

 2月27日(月)、クラーク記念国際高校の吉田洋一校長先生を始め、4名の方が視察に来られました。クラーク記念国際高校の通信制においても、遠隔授業などのICTの活用が進められており、建設的な情報交換を行うことができました。私たちT-baseにとっても、多様な学びの視点で遠隔授業を進めることが大切であると再認識しました。

▲実際に配信機器に触れていただきました。

令和5年度の遠隔授業の実施に向けた説明会を実施しました

 令和5年度の遠隔授業配信及び進学指導支援に関する説明会を受信校に対して実施しました。令和5年度は、T-baseが開設されて3年目になり、3学年の生徒まで配信する完成年度になります。受信校も2校増え、配信する授業が増加する中、受信校との連携や協力をいただくことが今年度以上に大切になります。説明会では、教務係からは、今後の打合せの在り方や時間割の運用、また、習熟度別授業の基本的な考え方について、進路係からは、受信校の生徒への進学指導支援等について説明しました。令和5年度の遠隔授業の円滑な実施に向けて、受信校との連携を密にしながら準備を進めていきます。

▲Meetで受信校と接続して説明しました

(株)練成会グループ視察来校

 2月21日(火)、練成会グループ取締役社長今村明広氏、オンライン指導本部長吉田文博氏、(株)キョウリョク企画開発部長阿部不二雄氏が来校し、T-baseの遠隔授業の取組を視察されました。遠隔授業は教育格差を是正する1つの在り方であるなど、多くの御示唆をいただきました。

▲視察の様子

大分県教育委員会視察来校

 大分県教育委員会から、3名の方々が、T-baseで行われている遠隔授業の実際を視察に来られました。大分県もCORE ハイスクールネットワーク構想に取り組んでおり、今後の大分県での遠隔授業の充実のため、センター職員やセンター長と意見交換を行いました。今年度は、大分県教委を含めて、道外から16団体が来られており、T-baseにとっても、他県の取組を参考にさせていただくなど、大変刺激を受けています。これからも北海道の生徒のために、様々な形で取組を進めてまいります。

▲視察の様子

釧路市議会議員月田光明氏が視察に来られました

 2月13日(月)、釧路市議会議員の月田光明氏、釧路市教育委員会学校教育部長齊藤優治氏、同じく教育指導参事大山稔彦氏が来校されました。T-baseで実施しているIpelaとタブレットを併用した授業や合同授業、ブースでの授業や書道の授業等を大変興味深く視察されました。月田議員からは、T-baseで行われている遠隔授業が、場所を選ばずできるようになることの可能性や、特別支援教育との関わりなど、大きな御示唆をいただきました。T-baseでは、授業の充実はもちろんのこと、これからの遠隔授業の可能性についても考えてまいります。

▲視察の様子

白い世界

 2月2日(木)、発達した低気圧により、T-baseのある屯田地区は猛吹雪で、近くの建物もよく見えない状態です。受信校も2校臨時休校になったとの連絡を受けています。今年の冬も雪がおおいですね。雪害や体調管理に気を付けたいと思います。

▲9時15分頃、T-base職員室から

サポートチーム(音楽)が来校しました

 音楽のサポートチームとして、道教委の須貝雄太郎主任指導主事が来校し、音楽の遠隔授業を参観されました。「創作」の分野の授業でしたが、音楽の教材アプリを活用して、生徒1人1人が前向きに取り組めるように工夫しました。須貝主任指導主事からは、音楽理論は理解度に差がつきやすいが、このようにICTを活用することで、生徒は苦手意識をもつことなく取り組むことができ、また、他の領域でも活用できるとのお言葉をいただきました。また、対面の授業においても共通する部分や、遠隔授業ならではの取組を広く周知することが必要であるとの御指摘をいただきました。御助言をもとに、今後も遠隔授業の可能性を生かした授業改善を進めてまいります。

▲アプリを活用した創作の授業

常呂高校に校歌指導を行いました!

1月27日(金)、卒業式に向けて、常呂高校の全生徒に校歌指導を行いました。体育館にIpelaを設置して授業を行うのは初めての試みでしたが、常呂高校に御協力いただき、機器の不具合もなく実施できました。生徒は、メロディーだけではなく、歌詞に込められた意味や思いを理解しながら、楽しく校歌の練習をすることができました。音声面や、やり取りに課題はありますが、遠隔授業の可能性が広がったと思います。常呂高校の卒業式でも、大きな声で気持ちを込めて歌ってほしいと思います。

▲体育館にプロジェクターで投影しました。

▲T-base側からの授業の様子

本年もありがとうございました!

 本日12月28日(水)で、T-baseは仕事納めとなりました。本年も受信校を始めとして、様々な方々に大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。

▲職員で掃除しました。

冬期講習が始まりました!

12月24日(土)から、冬期講習Ⅰ期が行われています。今回は、延べ14校、約250名の全道の生徒が参加しています。T-baseの職員が普段の授業や模擬試験の結果から、厳選した講義内容で行っています。しっかりと弱点を補強し、学習習慣をつけてもらいたいと考えています。なお、Ⅱ期は年明け1月10日(火)から13日(金)まで実施されます。

▲3年物理          ▲1年英語(発展)

▲3年化学(共通テスト)   ▲1年英語(基礎)

広島県教育委員会が御来校

 広島県では、書道の遠隔授業の充実に向けて取り組んでおり、当センターの取組について視察に来られました。T-baseの土佐教諭の授業におけるICTを活用して生徒の取組を把握し、書画カメラを使用して手本を生徒に示すなどの取組を参観されました。授業後には、土佐教諭を含めた3名のT-baseの職員と教員広島県教育委員会、広島県立高校の書道の教諭が、遠隔授業における具体的な取組や成果と課題等について協議しました。今後も広島県と情報交換しながら、遠隔授業の充実に向けて取り組んでいきたいと思います。


▲書道の授業参観の様子

北海道開発局と新保元康氏が来校されました

 12月19日(月)、北海道開発局の3名の方々と、ほっかいどう学推進フォーラム理事長新保元康氏が来校されました。授業参観では、遠隔授業の取組について大きな関心を寄せられ、北海道の教育における遠隔授業の役割等について、貴重なお話を伺うことができました。今後は、北海道開発局と地域創生をねらいの一つにしているT-baseとの協働した取組が期待されます。

▲T-base職員室での説明

Jamboardとクロマキーを活用した物理基礎の授業

 12月21日(水)長万部高校の物理基礎の授業において,波の作図の授業を行いました。生徒はJamboardに合成波の図を描き,一緒に見ている教員からアドバイスを受けて,図を修正しながら理解を深めていきました。クロマキーを用いることで,プリントやJamboardの画面に入ることができます。

資料について直接指差しをしたり,目線の動きで生徒に注目してほしいポイントを強調したりするなど,対面授業に近いことができるようになります。

 機材の設定や目線の動き,教員が画面に入ったときのバランスや立ち位置,クロマキーで写すときに見やすいデザインの教材作成など,課題はいくつかありますが,今後も生徒の理解が深まるような授業の方法を模索していきます。


▲GoogleMeet上の画面構成と演示実験の様子。

遠隔授業で化学実験

 12月14日(水)、下川商業高校の化学基礎の授業において、遠隔授業で化学実験を行いました。酸・塩基の単元で指示薬の色の変化やそれらの性質を利用した食品の再現を行いました。試薬の安全性の確保、受信校の担当者による準備と片付け、生徒の作業過程の見えにくさなど課題点を具体化することができました。

▲生徒が作業している様子。

奈良教育大学准教授小﨑誠二氏が視察に来られました。

奈良教育大学の小﨑誠二准教授とほっかいどう学推進フォーラム理事長新保元康氏が来校されました。小﨑准教授は、奈良県のICT教育の推進や、定通教育について研究されており、T-baseの授業の視察はもちろん、本講の通信制、単位制にも強く関心を示しておられました。遠隔授業と通信教育との関係や、奈良県で取り組んでいる先進的な教員採用のシステムなど、今後の私たちの教育活動の充実に向けて、大変勉強になりました。


▲音楽の授業の視察の様子

Jamboardを活用した書道の授業

 12月7日(水)、寿都高校の書道Ⅰの授業において、Jamboardを活用した、隷書の分類の授業を行いました。多様な隷書の書風を子細に観察し、根拠を明確にしながら分類することで、鑑賞を深めることができるようになることがねらいです。生徒は、自分なりの着眼点で分類を行い、Jamboard上で整理し、分類の根拠を示すことができていました。最後は、班ごとに自分の分類についての説明を行った上で、代表者を選出し、全体に向けて発表をしました。「分類する」ということを目的をもって鑑賞をすることで、生徒は熱心に文字を見て根拠を考えることができていたと思います。また、根拠の妥当性を高めていけるような指導をどのように行うのか、といった課題が見えてきました。


▲Jamboard上で生徒は思考を整理し、深めることができました。

▲教師は、Jamboardでリアルタイムで生徒の様子を観察できます。

岩本 悠 氏をお迎えして地方創生フォーラムを実施しました

 こちらのページでも案内していた、「地方創生フォーラム」を地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事の岩本悠氏をお迎えして実施しました。有朋高校内での対面と、全道の教育関係者約80名をビデオ会議システムで結んでのハイブリッド開催でした。岩本氏は、学生時代に世界中を廻り、帰国後は島根県教育魅力化特命官として、島根県立隠岐道前高校の魅力化に尽力されました。今回は、有朋高校通信制、単位制、T-baseの授業を視察され、それぞれの課程の今後の在り方について助言をいただき、その後T-baseの職員と意見交換をしました。地方創生フォーラムでは、有朋高校校長(北海道高等学校遠隔授業配信センター長)の進行のもと、岩本氏の経験を踏まえた地方創生の在り方や具体的な考え方等についてお話されました。大変御多忙の中、北海道が抱える課題の解決のために御来校いただき、貴重な機会となりました。

▲交流会では、遠隔授業の課題や今後の可能性について意見交換をしました。


▲フォーラムでは、会場参加のほか、約80名が遠隔で参加しました。

カナダとつなげての特別授業を行いました

 12月1日(木)、寿都高校1年生の英語コミュニケーションⅠの授業において、カナダ在住33年目になる田中康一さん(通称ロッキーさん)をお招きして、ビデオ会議システムを活用して授業を行いました。ロッキーさんは北海道旭川ご出身、20代半ばでカナダに移住し、永住権を獲得、バンフ国立公園のインタープリターをしています。また、日本の子どもたちへ体温の通うオンライン授業を展開中の方です。講話形式ではなく、教師も生徒もリラックスした雰囲気でロッキーさんに質問してお答えいただきました。英語学習者としてだけではなく、同じ地球に住む人間として、ロッキーさんの伝えてくれたメッセージには、はっとさせられる宝物の言葉がいくつもあり、未来を作る人財育成に大きく寄与した時間となりました。また、授業助手として、長野県在住の心理カウンセラー、宮本らんさん(通称らんらんさん)も参加し、素敵な笑顔で場を温めて和やかな風を送ってくださいました。ロッキーさんとらんらんさんは一緒に日本の子どもたちにオンライン授業をしている同志です。生徒たちにとって、画面越しとはいえ、素敵な大人お二人と出会える貴重な時間となりました。オンラインだからこそつながりやすく、実施できた本日の授業。また、第二弾を計画したいと思います。

▲3カ所を結んで、授業を行いました。

T-baseに冬が来ました!

 11月30日(水)、T-baseのある札幌市北区屯田にも、とうとう冬が来ました。夏は西日が厳しいT-base職員室ですが、今は窓から雪景色が広がっています。全道の受信校の地域も冬将軍が来ているのでしょうか。寒さに負けずにいきましょう!


▲職員室からの風景です。

T-base授業研究を行いました

 11月30日(水)、松前高校と蘭越高校の合同授業(数学Ⅰ)において、Jamboard等を利用したペアワークを取り入れた授業を行いました。内容は三角比の導入です。中学校で学習している三角定規の三角形の辺の比や三平方の定理の復習からはじめて、小学校で学習した縮図を書いて辺の長さを求める方法を復習しました。「基礎を積み上げていく学び」ではなく「基礎に降りていく学び」をすることで三角比のよさや必要感を感じさせることがねらいです。概ねねらいを達成できた一方で、思考が停滞したときの介入など改善しなければならない点もたくさんありました。今後とも教員側が「説得」するのではなく、生徒が「納得」するような授業展開を模索します。

▲合同授業におけるペアワークの様子

▲生徒の思考をJamboardでまとめました。

千葉県君津商業高校が視察訪問されました

 11月25日(金)、千葉県立君津商業高校のお二人の先生が、T-baseを視察されました。千葉県では、これから遠隔授業の充実に向けて取り組んでいくことから、多くの学校に配信している北海道の取組を授業観察とT-base職員との協議を行いました。今後も千葉県と情報交換をしていきたいと思います。

▲お二人の先生が訪問されました。

COREハイスクール・ネットワーク構想に係る訪問調査

 COREハイスクール・ネットワーク構想に係る訪問調査があり、信州大学名誉教授の東原義訓名誉教授、内田洋行教育総合研究所の井上信介氏が11月24日(木)にT-baseに訪問しました。実際の遠隔授業を視察された後、道教委の担当者を交え、オンラインで内田洋行と地域教育魅力化プラットフォームの担当者をつないで、取組状況の説明をし、御助言をいただきました。T-baseからは、遠隔授業の実施回数や授業における学習活動などの具体的な内容を説明し、夕張高校からもコンソーシアムの取組について説明がありました。井上名誉教授からは、現在の取組を一歩進めて、より対話的な学びを進めることや、他府県の取組例を紹介していただくなど、大変示唆に富むお話をいただきました。今回の訪問調査を踏まえ、今後も遠隔授業の充実・発展に向けて取り組んでいきます。

▲授業視察の様子

▲協議では、オンラインも活用しました。

遠隔授業における英語のプレゼンテーション!

 11月14日(月)、阿寒高校のコミュニケーション英語Ⅱにおいて、googleスライドを使ったプレゼンテーションを行いました。「行ってみたい世界遺産とその特徴」をテーマに、文字や写真を用いながら工夫してスライドを作成し、目線や発音にも気をつけながら伝わりやすい発表となるよう生徒たちは工夫していました。発表後は相互評価を行い、良かった点や改善点をまとめ、様々な課題を発見できたようです。今後もプレゼンテーションやミニディベートなど、自分たちの意見や考えをまとめ、発表できる場を作っていきたいと考えています。


▲スライドを操作しながら、英語でプレゼンテーションしました。

▲配信側では、複数のデバイスで生徒の取組を観察しました。

地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事 岩本 氏 来校します!

 来る12月6日(火)、地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事である岩本 悠氏が来校します。岩本氏は島根県海士町で隠岐島前高校を中心とする人づくりによる町づくりを実践、第1回プラチナ大賞(総務大臣賞)を受賞された方です。今回は、本校で「教育の魅力化による地方創生フォーラム」を開催し、本校の元紺谷尊広校長が聞き手として講演を行います。

合同授業において学び合いの取組を行いました

 11月9日(水)、豊富高校と寿都高校の合同授業(数学Ⅰ)において、Jamboardを利用した協働学習を行いました。内容は三角比の拡張で、教諭から拡張するための条件と方法の説明がなされたあと、0°〜180°までの主要な三角比を両校の生徒で協力して求めました。普段の授業では、受信校同士のやり取りが少ないため、話し合いをする際に少し照れていた様子でしたが、軽い自己紹介を終えてからは自分たちで役割分担を行い、積極的に課題に取り組んでいました。難しい問題には両校の生徒が協力している姿も見られました。今回は多くの課題を全員で分担して達成する協働学習でしたが、今後は1つの課題に対し意見交換が活発になされる授業や、意見交換する中で課題を設定していくような授業を模索していきます。

▲IPELAと手元の端末で授業を進めました。

▲Jamboardを活用することで、生徒の取組をリアルタイムに把握できます。

合同授業の充実に向けて

 現在T-baseでは、各受信校の担当者や生徒、私たちT-baseの職員に対して、合同授業についてアンケートをとるなど、合同授業の在り方について、課題を整理し、その解決のためにどのような手立てが必要なのか、検証しているところです。その一環として、合同授業を実施している美深高校に伺い、授業を配信側から見たり、直接生徒や担当の先生等とお話をさせていただいたりしました。当日は、単独の授業と合同授業が行われており、合同授業では、双方の生徒がグループを作り、課題解決型の授業を展開しました。音声の聞こえ具合や機器の操作等には問題はないようでしたが、やはり授業改善を進めていくことが大切であると再認識しました。

▲授業では、学び合いの形が見られました。


▲グループ学習では、Google Meetを活用しました。

東北大学大学院の堀田教授をはじめ3名の方が視察に来られました

 10月25日(火)、東北大学大学院の堀田龍也教授、長濱澄准教授、川田拓准教授の3名が御来校されました。最初に、通信制、単位制の生徒の登校の様子をご覧いただき、その後単位制、T-base、通信制の順に授業視察をされました。写真は遠隔配信センターの信田教諭による数学Bの授業の様子です。最後に御来校いただいた3名と協議し、T-baseを含めた有朋高校の取組について、積極的な意見交換を行いました。

新潟県議会総務文教委員会の方々が視察に来られました

 10月24日(月)、新潟県議会総務文教委員会の方々計15名が御来校されました。遠隔授業の参観・施設見学をしていただいた後、当センター長から北海道における遠隔授業の取組について説明があり、委員会の皆様と意見交換を行いました。委員会の皆様からは、遠隔授業について多くの前向きな御意見や御指摘をいただき、今後の私たちの取組の充実に向けて、充実した協議となりました。

長崎県教育員会が視察に来られました

 T-baseと同様に、学校間連携・協働ネットワーク構築事業(COREハイスクール・ネットワーク構想)に指定されている長崎県教育委員会の皆様が2日間に渡って視察されました。初日は、遠隔授業の充実に向けた意見交換を行い、2日目は、受信校である月形高校で遠隔授業を視察したのち、T-baseからの配信の様子を御覧いただきました。北海道の遠隔授業の大きな特色である遠隔授業の集中化や、具体的な運営等について、有意義な意見交換ができました。

北海道議会議員文教委員会の皆様が視察されました

 9月29日(木)、北海道議会議員文教委員の藤川雅司様、小泉真志様、松山丈史様が御来校され、授業を参観の上、当センター長と意見交換を行いました。今年度2年目となり、私たちの遠隔授業の進め方等について、お褒めの言葉をいただくとともに、今後の遠隔授業の在り方について、多くのご示唆をいただきました。北海道民のみならず、全国から関心を寄せられていることを受け止め、これからも遠隔授業の充実に向けて取り組んでまいります。

北星学園大学の学生が授業参観に来校しました

 北星学園大学の教職課程の学生10名が、9月15日(木)に、授業参観しました。大学の講義の一環として、2時間授業を観察し、遠隔授業の在り方や実態等について学びました。これからの教育を担う学生にとって、T-baseの取組が知見を深めることにつながるとよいと思います。

合同授業で交流授業を行いました!

 上ノ国高校と美深高校の数学A(図形の性質)の合同授業において、お互いの生徒が学び合う交流授業を行いました。「知識構成型ジグソー法」を用いて、2校の生徒が「A(内心の性質)」班、「B(外心の性質)」班、「C(重心の性質)」班の3つの班に分かれて、それぞれがGoogle Meetの会議室で協働的に学びました。班の中では、生徒は画面越しでも分かるように口頭で説明したり、カメラに自分の考えを写したりして、工夫しながら取り組んでいました。その後、それぞれの班で得た知識を自校の他の生徒に分かりやすく説明しました。今後は、図形描画ソフトを活用して、図形上で、内心、外心、重心、垂心を実際に動かし、どんな特徴や法則があるのかを考察していきます。


△T-baseの他の職員にも公開して行いました。

△上の大きな画面で両校の全体の様子を観察し、下の端末に、3つの班がそれぞれ入って学び合いをしました。

受信校とともに、「志望理由書説明会」を実施しました。

 生徒の志望理由書や小論文指導は、学校によっては特定の先生が指導に当たったり、系統だてた指導が難しい実態があります。生徒の進路希望を叶えるため、ポイントを押さえた指導ができるように、9月14日(水)に、(株)学研の講師をお迎えして「志望理由書説明会」を実施しました。参加を希望した18校の受信校とT-base、講師の先生をオンラインでつなぎ、具体的な例を挙げながら、実際の指導に活用できる指導の在り方を学びました。今後の進路指導の充実につなげていきたいと思います。

サポートチーム(書道)による御指導をいただきました。

 本センターの職員の授業力向上のため、北海道教育委員会から、各教科のサポートチームを派遣していただいています。今回は、道立教育研究所の越前谷明子研究研修主事から、書道の授業について、指導・助言をいただきました。遠隔の特性に合わせた授業展開や評価の在り方等、実践的な御助言でした。今後の授業改善に生かしてまいります。

愛知県議会教育・スポーツ委員会の皆様がいらっしゃいました

 愛知県議会教育・スポーツ委員会の皆様15名が、9月8日(木)に視察に来られました。本センターの授業を参観され、その後当センター長の元紺谷尊広校長が、遠隔授業配信センターの取組や、通信制について説明しました。委員からは、遠隔で授業することによる地域との連携や、通信制の在り方等について熱心なご発言があり、実りある協議となりました。

国連職員の山口知也氏を招いて、特別授業を行いました

 元外務省職員で、国連職員である山口知也氏が、8月24日(水)に、本センターの地理A(佐呂間高校)の授業で、オンラインで特別講義を行いました。北海道出身で、現在ニューヨーク在住の山口氏に対して、生徒はニューヨークでの暮らしや国連の仕事などについて熱心に質問し、山口氏も写真等を用いて丁寧にお話をしていただきました。山口氏は、ニューヨークは多様性の街であり、佐呂間高校の生徒たちにも、「みんな違って当たりまえ」の気持ちで、多様性を認め合うことが大切であるとメッセージを送りました。お忙しいところ特別授業をしてくださった山口氏には感謝申しあげます。(画面右下が山口氏)

青森県教育委員会が視察に来られました。

 8月22日(月)に、青森県教育庁から、2名の視察が来られました。青森県では、今後の遠隔従業の取組を進めるに当たり、本センターの授業を視察した後に、本センターの職員を交えて、情報交換や協議を行いました。青森県教育委員会からは、生徒との信頼関係の築き方や、評価の在り方等の質問があり、活発な協議となりました。

東北大学大学院堀田教授が来校されました!

 教育再生実行会議や中央教育院議会委員などを歴任し、「学習指導要領における各項目の分類・整理や関連付け等に資する取組の推進に関する有識者会議」の座長をお務めになった東北大学大学院の堀田龍也教授に本センターに来ていただきました。堀田先生は、本センターの授業を視察され、ICTを活用した効果的な授業の在り方について御助言をしていただき、全国でも最先端の取組であるとのお言葉をいただきました。また、「未来へ描く遠隔授業のこれからin Hokkaido」と題して、最新の教育動静を交えながら、遠隔授業の在り方について大変示唆に富むお話しをしていただき、その後の元紺谷尊広センター長とのトークセッションでは、本センター職員からの質問について直接職員ともやりとりをしていただくなど、大変勉強になった1日でした。なお、堀田教授の来校に併せて、文部科学省からは、川村匡教育企画調整官を始め3名の方、また、NPO法人ほっかいどう学推進フォーラム理事長新保元康氏、北海道教育委員会からは、高校教育課の田原勇人課長補佐をはじめとした8名の方、さらに札幌北高等学校の林正憲校長と、札幌市立稲穂小学校の菅野光明校長がいらっしゃいました。多くの方に来ていただき、充実した時間となりました。ありがとございました。

宮城県から、教育委員会と遠隔授業に関わる高校の先生が視察しました。

 6月22日(水)は、宮城県教育委員会から4名、同じく宮城県の公立高校の先生5名、そして北海道教育委員会から2名の方のT-baseへの視察でした。宮城県においても、遠隔授業を実施しており、北海道と同様、遠隔授業の充実に向けて取り組んでいるとのことです。当日は、T-baseの授業を視察し、宮城県教育委員会と北海道教育委員会との意見交換、宮城県公立高校の先生とT-base職員との情報交換など、実りある1日でした。

道立教育研究所の方々が視察に見えられました

 6月21日(火)、北海道立教育研究所の副所長を始め、4名の方がT-baseに来られました。遠隔授業の配信の在り方や、クラウドサービスを活用した授業の実際等、T-baseの取組について視察されました。

対面授業を実施しています

 遠隔授業配信センターで配信している授業は、受信校29校、延べ181単位となっています。受講生徒は延べ685人です。遠隔授業においては、それぞれの授業で、2時間の対面授業を行うこととなっており、4月から随時受信校で行っているところです。今週は、阿寒高校で、「古典A」と「コミュニケーション英語Ⅱ」の対面授業を行いました。普段は画面越しですが、直接顔を合わせて授業を行うことはとても新鮮で、生徒はいきいきとした様子でした。

看護系の進学に係る説明会を受信校と共に実施しました。

 6月15日(水)、学校法人創研学園看予備理事・業務部長の羽田知浩氏を迎え、看護系の進学を目指す生徒に対する指導の在り方についての説明会を実施しました。令和3年度の道内看護系の最新の進学状況を踏まえ、効果的な学習の在り方や、段階的な指導について、詳しく説明をしていただきました。
今回参加した受信校は、寿都、福島商業、上ノ国、美深、豊富、礼文、利尻、常呂、興部、雄武、本別、標津、羅臼の各高校です。T-baseでは、今後も生徒の進学のサポートのため、様々な取組を行っていきます。

NHK学園高等学校の先生が来校しました

 東京に校舎があるNHK学園高等学校の先生2名が、遠隔授業配信センターに視察に来られました。NHK学園高等学校は通信制の高校で、有朋高校通信制が協力校になっています。視察では、授業を参観し、遠隔授業における観点別学習状況評価や、機器の実際の活用等について、本センターの教諭と協議を情報交換をしました。

北海道大学情報基盤センターが視察にいらっしゃいました

 5月21日(月)、情報基盤センター准教授重田勝介氏、オープンエデュケーションセンター特任准教授杉浦真由美氏、大学院修士課程の池田柊氏が、本センターの取組について視察されました。杉浦啓介教諭の化学の授業を参観され、クラウドサービスを活用した遠隔授業ならではの取組について協議を深めました。今後は、北海道大学と連携を深め、北海道大学の知見を活用して、遠隔授業の一層の充実に向けて研究していきます。

第1回進学サポートガイダンスを実施しました。

 受信校を対象とした令和4年第1回進学サポートガイダンスを5月11日(水)に実施しました。(株)ベネッセコーポレーション北海道支社長相良大介氏をお迎えし、ベネッセが提供しているスタディサポートやハイスクールオンラインをとおして、模擬試験の有効な活用方法について学びました。生徒の進路目標の実現に向けて、受信校と配信センターが共通の意識で進路指導を進めていきたいと思います。

令和4年度(2022年度)の遠隔授業の配信が始まりました!

 4月11日(月)、礼文高校の「数学B」の授業を皮切りに、今年度の授業の配信が始まりました。受信校が、2校増えて29校になり、配信科目数も延べ71科目となっています。今年度も「夢は、地元でつかみ取る。」を合い言葉に、地元の高校に通いながら、大学進学を目指す全道の高校生をサポートします!